ミュージックDVD

メンバーの個性満載!
実力派売れっ子達が、次々とソロをみせてくれます。お馴染み、柏木広樹さん西嶋徹さんのライブとしての普段着映像を欲しい人は必見です。もちろん他メンバーも、その才能をあらわにしてくれました! 演奏者同士が、メンバーの演奏に惚れ込むライブは、そうあるものではありません!!
セッションの醍醐味！
こういう質の高いセッションが録音物として世に出るのは
中々に喜ばしいことではないでしょうか。
昨今の、所謂「売れている」音楽は（例外もありますが）
「いつも同じメンバー」で「だいたい同じようなレパートリー」を演奏しているものが圧倒的に多く、
予定調和の域を出ないものが大部分のように感じられます。
それに対して、この五人が一堂に会するのは半年に一回程度。
だからこそ生まれる新鮮な緊張感のようなものが
極めて良い方向に作用していると思います。

例えば、他のメンバーのソロに「おー、そう来るかー」とニヤッとしてみたり、
「うわー、たまらん！」という至福の表情を見せたり、
そういうステージ上のインターアクションも楽しめます。
出演者たちがとにかくものすごく楽しんでいること、
そして客席ももちろんそれを共有していることが、良く伝わってきます。

個人的には、則竹裕之氏というと元 T-SQUAREでありフュージョンの人という印象があったので、
彼の書く曲がこんなにもアコースティックなサウンド（特にチェロ）にマッチする
ということが新鮮な驚きでした。

インスト音楽の面白さ、セッションの醍醐味というものが
このDVDには凝縮されていると思います。
歌モノしかあまり聴かない、という方にも是非お勧めしたい一枚です。
特典が・・・
演奏はもちろんかなり素晴らしく
一回でも聞く価値はあると思います。
ステージリストも文句無いです！

特典映像は森メンバーの素顔が見れる感じがして良いものでした。
これがホントの癒し系ライブ☆
本編は勿論ですが意外におまけの特典映像のライヴハウスツアーの舞台裏（リハ、楽屋、移動風景等）が普段スタッフ以外は見れない所もあり結構おもしろかった。ただ最後の最後で下ネタで終わっているのはいかがなものかと・・・お笑い芸人ならまだしもそこまでして笑い（落ち）をとる必要はない（しかも中途半端に）と思うのだが・・・本編でいー気分になりおまけの最後でおやっ？？？と思うだけで正直全く笑えませんでした。ＤＶＤの構成上、本編見てからおまけ見る人が大半だと思うのでいくらおまけとはいえあの終わり方はヘタすれば大げさかもですが本編台無しにするのでは？本編（「森」をテーマにした繊細で静寂なアコースティックライブ）の内容が内容だけに。たまたま入れた（撮った）おふざけにせよ締めではなくせめて途中に入れる位の聴衆側を意識した基本的な構成配慮は欲しかったです。（確実に音楽の何たるかを知らない、考えない編集側のミスで映像担当ももっと音楽の崇高さ、神聖さを知るべきだと思います。さもなくばポンタさんとかに締められますよ☆素人だと思ってなめてちゃ駄目よって☆）おまけとはいえそれも含んでの作品ですから・・・それだけ本編（アコースティックライブ）が良かっただけにたわいもないあの落ち（？）のたった一言は粋な大人の洒落には到底程遠かったので星４つです。ん〜〜〜残念っ☆